医療法人 がじまるの会 糸数病院 産科・婦人科・小児科

診療時間

午前:9時~12時(受付11時30分まで) 午後:14時~18時(受付17時30分まで)但し、手術がある場合は、15時又は15時30分より診療となります。

休診:土曜日 午後・日曜・祝祭日

TEL : 098-869-8395

当院は完全予約制となっております。お電話にてご予約ください。予約変更の際もお電話ください。

 

診療内容

不妊症に関わる検査&治療

検査

  • 一般不妊検査
    • 各種ホルモン検査
    • AMH(アンチミュラー管ホルモン)
    • クラミジア感染の検査
    • フーナーテスト(性交後試験)
  • 特殊検査
    • 卵管造影検査
    • 腹腔鏡検査
    • 子宮鏡下選択的卵管通水検査
  • 反復流産・不育症の検査

治療

  • 一般不妊治療
  • 高度生殖医療
    • 体外受精(IVF)
    • 顕微授精(ICSI/PiezoICSI -2016年3月より導入)
    • 凍結融解胚移植(ThawingET、Vitrification法)
    • レーザーによる孵化補助(LazerAHA)
    • 紡錘体可視化システム Oosight+ Imaging System -2016年8月より導入

一般不妊検査

どのような検査をいつするの?

一般不妊検査時期のグラフ

その他の検査

月経周期に合わせて行う検査

【卵胞期に行う検査】

卵胞期の初期は月経期でもあります。この時期は、卵胞が成長するための卵胞刺激ホルモンが活発に分泌されます。また卵胞が成長するにつれて卵胞ホルモンの分泌量も増え、これにより子宮内膜が厚くなっていきます。
各種ホルモン値の測定は採血で行います。

  • 卵胞刺激ホルモン(FSH):卵胞を成長させるホルモン
  • 黄体化ホルモン(LH):卵子を成熟させ、排卵の引き金をひくホルモン
  • 卵胞ホルモン(E2または、エストロゲン):子宮内膜を厚くし、子宮頚管粘液を増やすホルモン
  • 子宮卵管造影検査:経腟的に、子宮口より造影剤を注入し、X線撮影をすることで、卵管が通っているかの検査
  • 超音波(エコー)検査:発育する卵胞の数や状態、子宮の状態や卵巣の状態を確認します。

【排卵期に行う検査】

排卵期は、十分に育った卵胞が成熟し、卵巣から卵子が排卵される時期です。排卵された卵子は、卵管采によって卵管へとり込まれ、卵管膨大部で精子と出会い受精する時期でもあります。

  • フーナーテスト:性交後、子宮頸管粘液中に運動精子がいるかを調べます。
  • 超音波検査:卵胞径の測定、子宮内膜の厚さなどを診ます。排卵頃の卵胞は約20㎜以上に育つことから、排卵日を予測していきます。
  • 黄体化ホルモン(LH):卵胞を成熟させ、排卵の引き金をひくホルモン。排卵日がいつ頃になりそうか予想します。

【黄体期に行う検査】

  • 黄体ホルモン(P4または、プロゲステロン):子宮内膜を着床しやすい環境に整えて、妊娠を維持するホルモン
  • 卵胞ホルモン(E2または、エストロゲン):子宮内膜を厚くし、子宮頚管粘液を増やすホルモン
  • 超音波検査:子宮内膜の状態を観察し、排卵が起こったかどうかを確認します。

【その他の検査】

  • アンチミュラー管ホルモン(AMH):卵巣に残された卵胞数の指標となるホルモン
  • 甲状腺ホルモン(TSH・FT4):排卵や月経、着床、流産と関係があるホルモン
  • プロラクチン(PRL):母乳をつくるためのホルモン。妊娠していないのにプロラクチンが高い場合は、排卵障害が起こることがあります。

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各種排卵誘発法

飲み薬は、脳に「卵胞が育っていない」と錯覚させて、自分の卵胞刺激ホルモンを分泌させるように働きます。一方注射は、卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンそのものの製剤を投与して、卵巣に直接的な刺激を与えます。

飲み薬
クロミッド
セキソビット
注射
HMG
フォリルモン
ゴナール

排卵誘発剤の2つのタイプ説明図

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人工授精

人工授精とは、排卵日頃に、精子を子宮内に直接注入し、卵子と精子が出会う確率を高める不妊治療法の一つ。子宮内に注入された精子は自力で卵管内へ移動し、排卵後、卵管内に取り込まれた卵子と自然に出会います。よって、極めて自然妊娠に近い形の治療法といえます。

人工授精説明図

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高度生殖医療

体外受精(IVF)

採取した卵子に、調整した良好精子を体外培養下でふりかけます。基本的に、精子数に問題のないカップルへの適応になり、より自然に近い受精方法です。

顕微授精(ICSI/Piezo ICSI)

顕微鏡下で非常に細いガラス管を用い、採取した卵子の細胞質内に精子を注入する受精方法です。精子数が少ない場合や、体外受精でうまく受精ができなかったカップルへの適応になります。Piezo駆動操置を用いることで、より侵襲性の低い処置が可能です。

凍結融解胚移植(Thawing ET・Vitrification法)

体外受精・顕微授精で得られた胚(受精卵)を凍結保存します。その後、適切な周期で、子宮内膜等の状態を確認した上で、凍結保存した胚を、融解(解凍)し、よりよいタイミングで子宮内に戻します。

レーザーによる孵化補助(Lazer AHA)

透明帯をレーザーで薄くしたり、一部に穴を開けて、着床前の胚の脱出(孵化)を助けます。

レーザーによる孵化補助説明図

紡錘体可視可システム(Oosight + Imaging systems)

紡錘体(細胞の分裂に関わる構造体)を確認し、卵子の成熟具合や異常を判断します。

紡錘体可視可システム説明図
(左)通常の倒立顕微鏡で確認できる卵子
(右)紡錘体可視化システムで、12時の位置に紡錘体を確認できる卵子

受精卵継続培養観察システム(Time lapse incubator)

培養器内に内蔵されているカメラで、受精卵が分割していく過程を連続的に観察し、良好胚を選別します。

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